自分の花を咲かせよう

今年も、バラの季節がやってきました。

・・・と、言っても、静岡の5月は、芭蕉の句、

駿河路や  花橘も茶の香り・・・にも見られるように

バラどころか、みかんの花、お茶・・・という、

駿河の国の2大特産品が、共に豊かな香りを放つ季節・・・ですから、

何も、バラだけが主役ではなく、

むしろ、ここでは、お茶やみかんの花に言及するべきなのかも、知れないんですが・・・

(静岡の北部に生まれ育った私にとって、5月にみかんの花の香りが溢れるのは、

あまりにも自然なことで、アロマを始めて、この香が、ネロリという、

バラと並んで、世界最高峰の香・・・と知った時は、

そんな素晴らしい香に、当たり前の様に囲まれて育った自分の環境に、心から感謝したのですが、

最近では、静岡にお住まいでも、みかんの花をご存じない方、ましてや、みかんの花の香は

もちろんご存じない!!・・・・と、おっしゃられる方が、案外多くいらっしゃる・・・という事を知り、

もっと、驚いている次第です。)

この時期、私のアロマ教室では、

みかんのお花を収穫させていただき、そのお花で、化粧油を作る講座を開催いたします。

ご興味のある方は、ご連絡くださいませ。

 

・・・・さて、バラ。

静岡県は、実は、日本一のバラの産地でもある・・・との事、

島田のバラの丘公園も素晴らしいですが、民間のお宅でも、

拝観料を払いたくなるほどの?!素晴らしいバラ園をお持ちのお宅も、多いですよネ。

 

大輪の花をつけるバラも、もちろん素晴らしいですが、

ミニばら、つるバラも、それぞれ可憐で、魅力的です。

ばらも、元は野草ですので、ミニばら、つるバラは、大変生命力が強く、

育て易い植物です。

ポイントは、水を絶やさない事、葉がいたんだら、とにかく取る。

問題は、アブラムシ対策でしょうか、・・私は、ローズマリー水を吹き付けて、素手で取ったりしています。

 

・・・ローズはアロマでは、もちろん高価な精油ですが、女性には、欠かせない精油です。

フェイシャル用のオイルを作っても、毛細血管を強くしてくれますし、

刺激がほとんどなく、多くの肌質の方々に、安心してご利用いただける・・・という利点もあります。

また、ボディーオイルをつくっても、婦人科の強壮、女性ホルモンの分泌の安定・・等に良いと言われています。

また、自己肯定意識を強めてくれる精油でもあり、

女性は、常に、近くに置きたいお花ですね。

 

今夜は、ローズのお花を飾りながら、ロゼワインのグラスを傾け

私・・・というお花を咲かせるイメージを作りましょう。

もし、すべてが叶うなら、

貴女は、どんな女性でしょうか?

・・・ほらほら、なんだかワクワクしてきませんか?

 

BGMには、もちろんBette Midlerの、The Roseですネ。